今回が初めてのツインリンクもてぎにもかかわらず、予選3位にはポイント・リーダーのウィル・パワーが入りました。最後のアタッカーとなったパワーは201.463mphを記録し、ペンスキー勢の3人だけが201マイル台に突入。ランキング2位フランキッティが予選4位です。
日本勢は佐藤琢磨が第1プラクティス5周目にオイル・ラインのトラブルが発生し、自分のオイルに乗ってスピン。クラッシュしたマシンをクルーが懸命に修復し、第2プラクティスを約15分走行しただけで予選に挑んだ中、199.191mphで10位を獲得してみせました。
3年目のインディ・ジャパンに臨んだ武藤英紀は、プラクティスで決勝のセット・アップに専念。予選では197.361mphの平均スピードで、17番グリッドからレースに挑むことになりました。レースのセット・アップには自信があるということで、追い上げに期待しましょう。
一方、日本人最多となる6度目のインディ・ジャパンを迎えたロジャー安川は、一年ぶりのインディカー・ドライブで決勝セットに集中し、プラクティスで総合20位。最初のアタッカーとして予選に挑み、196.296mphを記録して予選21位から決勝に臨むことになりました。
●記録で見る今回の予選
エリオ・カストロネベスはインディ500に次ぐ今季2度目、ツインリンクもてぎではCART時代から数えて5回目、インディ・ジャパンでは4度目のポール・ポジションです。98年のCARTデビュー以来、37回目(IRLでは29回目)のポールとなります。
ライアン・ブリスコーはこれまでのインディ・ジャパンのベスト・グリッドである昨年の予選4位を上回る2位。3番グリッドのウィル・パワーは12連続のトップ5スタートです。ペンスキーのワンツースリーはワトキンス・グレン(ロードコース)以来となる今季2度目。
後ほどロジャー安川レポートをアップしますので、お楽しみに!
●プラクティス総合リザルト
●最終プラクティス・リザルト
●ポール・ポジションを獲得したエリオ・カストロネベスのコメント。
●武藤英紀が金曜夜のウェルカムパーティの様子を紹介「ビールは好きだけど、明日から走るんで・・・」
●コレクション・ホールで行われたヘルメット・デザイン・フォーラム。フランキッティ、カナーン、タグリアーニが登場
●エリオのビデオ・ブログ。「大好きな鮨がない!」