<Speed of Japan>
9月18日(金)〜19日(土)に行なわれる「INDY JAPAN 300」の開催を目前に控えた9月15日(火)、Sanofi-Aventis社のボランティアグループの協力のもと、ロジャー安川がRacing for Kidsの活動である病院訪問を行なった。
「Racing for Kids」は、1989年、ビル・ピンスキー医師が、病気や怪我と闘っている子どもたちを励ますことを目的に始めた活動で、これまでにもアメリカ合衆国やカナダ、オーストラリア、日本などで、インディカー・シリーズの開催に合わせて行われてきた。日本国内でのRacing for Kidsの活動は2003年から実施されている。
安川は、2005年の所属チーム、ドレイヤー&レインボールド・レーシングの共同オーナーであるロビー・ビュールがRacing for Kidsのナショナル・スポークスマンを務めていたこともあり、2005年からこの活動に参加している。
今回は神奈川県港北区にある横浜労災病院の小児科病棟を訪問した。
小児科病棟にあるプレイルームでまずはインディカー・レースのビデオを見せながらインディカーを説明。その後は子供たちからの質問コーナーとなった。
最初は照れからかおとなしかった子供たちも、この辺りから打ち解けるようになっていた。今回プレイルームに来ていた子供たちはまだ幼かったこともあり、お母さんたちが積極的に質問をした。その後サイン入りのキャップをプレゼントし、子供たちはこの頃には笑顔になっていた。
プレイルームの訪問が終わり、続いて安川は病室を訪問。病室にいた子供たちにもヘルメットを見せたり、話しをしたり、キャップにサインを入れてプレゼントしたりした。
2009年インディカー・シリーズ第16戦「BRIDGESTONE INDY JAPAN 300 mile」は、ツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)にて開催される。決勝レースは9月19日(土)正午にスタートする。
<コメント>
ロジャー安川、#43 ドレイヤー&レインボールド・レーシング
「2005年からほぼ毎年、アメリカや日本でRacing for Kidsの病院訪問に参加させてもらっていますが、いつも子供たちに逆に勇気をもらってきています。小さな子供たちが病気と戦っている姿を見ると、自分も頑張らないといけないと痛感します。この活動に賛同して下さり、毎年ご協力を頂いているSanofi-Aventis社にとても感謝しています」