<US-RACING>
朝から雷を伴う激しい雨に見舞われたインディアナポリス・モーター・スピードウェイ。午前8時に予定されていたフロント・ローのフォト・セッションは中止となり、明日の朝8時へと変更された。その後、雨は降ったり止んだりを断続的に繰り返すのだが、コース状況に回復の見込みがなく、時間だけが過ぎていく。プラクティスの開始時間はどんどん遅れ、とうとうセカンドデイの予選開始予定時刻を迎えてしまった。一向に晴れる気配の無い空模様に、IRLはセカンド・デイの全日程キャンセルを発表。今日決定するはずだった12位から22までのグリッドを、翌土曜日のサード・デイに回し、17日は12位から32位までのグリッドを確定させることを決めた。予選日が雨によってキャンセルされてしまうのは、2006年以来のこと。今年はプラクティスを含め、既に3日間日程がキャンセルとなり、なかなか思うように走行できないチームとドライバーからは不安の声が上っている。今日のインディアナポリスは気温もぐっと冷え込み、冬場に逆戻り。さすがにファンの姿も少なく、セカンド・デイのスピードウェイは閑散としていた。
セカンド・デイ中止発表の記者会見には、IRL社長のブライアン・バーンハートと、インディアナポリス・モーター・スピードウェイ社長兼COOのジョー・チトウッドが出席。「ここ2