INDY CAR

好感触を得て帰国した松浦、4年目のインディジャパンを全力で戦う

<SUPER AGURI PANTHER RACING>

<2007 IRLインディカー・シリーズ第3戦もてぎ 「ブリヂストン・インディジャパン300マイル」>
【日程】4月19日〜4月21日
【開催地】栃木県茂木町
【サーキット】ツインリンクもてぎスーパースピードウェイ
【距離】1.5マイル(2.414km)×200周

<超高速オーバルレース唯一の海外戦>
 ブリヂストン・インディジャパン300マイルがいよいよ日本にやってくる。IRLインディカー・シリーズは、唯一の海外イベントとして2003年からインディジャパンをツインリンクもてぎで開催。日本が誇るスーパースピードウェイでの300マイルレースは、今年もシリーズの第3戦に位置付けられた。全長1.5マイルのオーバルコースでは、やはり300km/h以上での接近戦に注目したい。インディカーならではのスリリングな戦い、そしてアメリカらしい賑やかさに溢れたエンターテインメントを日本で体験できるのは、このブリヂストン・インディジャパン300マイルだけである。

<すでにチームの信頼を勝ち得た松浦>
 唯一の日本人インディカー・ドライバーとして参戦を続けている松浦孝亮は、今シーズン初めてチームを移籍した。スーパーアグリ・パンサー・レーシングでの開幕2戦は不運な結果となったが、チームとのコミュニケーションや信頼関係は、オフシーズンのテスト、開幕からの2レースという短い期間で非常に良いものを築くことができた。松浦もチームも高いゴールを設定し、持てる力を存分に発揮しようと士気が高い。二度のシリーズタイトル獲得経験を持つパンサー・レーシングは、決勝での走り、レース終盤に最高のパフォーマンスを発揮するマシン作りに焦点を当てている。走り込むにつれてスピードを上げていく、ゴールが近づいてより激しくなるバトルの中で最速のマシンを手に入れる。それこそが勝利へと繋がると信じている。オーバルでの開幕戦はレース半ばにして他車のアクシデントに巻き込まれたが、そこまでの戦いで松浦はマシンの良さを体感。インディジャパンに向けての好感触を手に入れた。

<母国で最高のパフォーマンスを見せる>
 ブリヂストン・インディジャパン300マイルは、松浦、そしてスーパーアグリ・パンサー・レーシングにとってホームレースとなる。ここは松浦にとって特別な意味を持ち、実際、過去3回のインディジャパンすべてで、松浦はトップ10フィニッシュを果たしてきた。パンサー・レーシングとともにさらにレベルアップした戦いを見せる、という自信もある。自らのドライバーとしての成長に、チームの力をマッチさせることができれば、これまで以上のパフォーマンスを発揮することは十分に可能。最高のリザルトを獲得できるよう、松浦とスーパーアグリ・パンサー・レーシングは全力でもてぎの200周を戦い抜く。

■■■■コメント■■■■
<松浦孝亮>
「ファンの力を味方に思い切り戦う」
「開幕2戦ではまだ結果を出せていませんが、どちらも内容は良かったので、もてぎに向けて良い流れにできていると感じています。チームも、もてぎ向けのセッティングに自信を持っていますし、同時に自分にとっての正念場であるレースを日本のファンの方々に見てもらいたいと考えています。アメリカにいる時よりも何倍も多くのファンが応援してくれて、力をくれるので、そのファンの力を味方に思い切り戦います。今年で自分は海外でのレース活動が7年目となりますが、母国でのレース、ホームレースを戦うことができるのは4年目。毎年、たくさんの日本のファンの前で走るレースは、他のどのレースよりも楽しみにしています。ご声援をよろしくお願いします」