<Speed of Japan>
IRLインディカー・シリーズ第4戦
第90回インディアナポリス500マイルレース
インディアナ州インディアナポリス、インディアナポリス・モーター・スピードウェイ
5月28日(日)・決勝
天気:快晴 気温:32度C
決勝
順位:16位
ベストタイム:41.5500秒(159周目)
ベストスピード: 216.606マイル(159周目)
合計周回数: 194周
真夏日に近い天候になった第90回インディアナポリス500マイルレース決勝。4年連続の出場となったロジャー安川は予選で獲得した28番グリッドからスタートをした。気温と路面温度があがればダウンフォースが減るインディカー。それを想定した安川とチームはそれを想定したセットで決勝に挑んだ。
安川が走行を初めてした先週の金曜日から約100周しか走ってない安川。彼の頼りは今までの経験しかない。スタート直後にポジションを3つ上げたロジャーだが、2回目のピットインまではトラフィックの中では安定した走りができくなく、苦しい走りとなり、順位をキープする我慢の走りが続いた。ピットインするたびにフロントウィングの角度とタイヤの空気圧を調整し、尻上がりにマシンのセッティングが決まりだし、順位をあげて行った。
レースの後半は安定したスピードで走り、予選28番から12番手順位をあげ、16位でフィニッシュをした。安川にとっては2年ぶりの完走となり、4回のインディ500中3回目の完走となった。
ロジャー安川コメント
「前半のセッティングが決まらず、順位を落とし、周回遅れになってしまったんですけど、タイヤの空気圧を調整して行ったら結構マシンがよくなって行きました。最後の2〜3スティントはマシンが軽くなればなるほどバランスが良くなってきて、ゴールしたときのマシンでスタートしていればかなりいいレースができたと思います。プラクティス量を考えればこの結果に満足しています。結果は結果として最後はかなりレースができたので、今後につなげることができればと思っています」