魅惑の多かったアシックスのテントから脱出し、敷地内に設置されている様々なブースを探索し始めました。早速、見つけたのは“MARATHONFOTO.COM”のブース。大会と提携しているこの会社が専属のカメラマンをマラソンの道中にスタンバイさせてランナーを撮影。あなたの写真と、記念のメダルを額に入れて販売するサービスらしいです。
この場で前払いしておけば100ドルがなんと65ドルになるというから驚きで、確かにうたい文句に引き込まれそうですよ。もちろん、写真だけの購入もできるのでしょうが、いったいおいくらなのか? 記念に欲しいところです。
ちょっと人垣が出来ているブースではなにやら身体に貼るテープのようなものを販売していましたよ。“KT TAPE”と呼ばれるこのテープは、足首などの関節を固定するテーピングで、動きづらいといった悩みを解消する進化したテーピングのようです。伸縮性が高く、激しい動きでもはがれず、最長5日間も持つ持続力という魔法のテーピング。アスリートに人気があるようですよ。
ミズノのブースを発見! アメリカのスポーツ店ではミズノのランニング系ウェア、シューズはほとんど見かけることがないだけに(野球用品などは多い)、ちょっとうれしかったです。ただ、もうミズノのシューズは今回のマラソンのために日本で購入済みなんですよ。あ、次のマラソンのためにもう一足買っておくのも手かと思ったのですが、それならアシックスが欲しいなと。
こちらはロックンロール・マラソン・シリーズ(またネーミングが凄い)のブースです。このロックンロール・マラソンが企画するロサンゼルス・ハロウィン・ハーフマラソンの宣伝のため、コスチュームを着た女性がいましたよ。
実際このマラソン、ハロウィンの直前10月28日に開催されるようで、ハロウィンのときのようにコスプレした格好で走るランナーも多いようです。以前、ハロウィンのときにディズニーランドで着たスポンジ・ボブの着ぐるみで参加するのも悪くないかな?!
アメリカンなゆるキャラがいるブースは“BIG5”というスポーツ店です。アメリカ西海岸から中西部にかけて分布しているアメリカのその地域では有名な総合スポーツ店ですね。
このブースでね、もしこんなのがあればいいなぁと思っていたアイテムを発見! 長時間走ると足の裏の親指と人差し指の付け根に、ちょっとした水ぶくれができることがあるので、42.195キロも走ったら大変だろうなって思っていたんです。事前に絆創膏張るのもどうかと思っていたら、ちゃんとそれ用のパッドが販売されていたんですね! さすがEXPO。いろんなブースを見てまわるもんです。
いろんなブースといえば、エナジー系ドリンクや食べ物に関するブースもありました。ヘルシー米を販売する“HINODE”のブースでは、なにやら用意された米が入ったプラスチックの容器に中に手を突っ込んでいる方々が。早速並んでみると、その中から何かバッチのようなものを探し出せばなにか良いことがあるとのこと。
もちろん、やってみましたよ。お米の中に手を突っ込み、まさぐり始めると真っ赤なバッチを掴み取ることができました。手を抜くと案の定、真っ白になっていましたが、そのバッチを担当者に渡すと、景品としてレンジでチンするだけでおいしくいただけるブラウンライスをゲット!
探したかいがあったと、今度は人だかりが出来ているドリンクのブースにいってみると、なんとジュースを無料で渡していたのですね。もちろん、せっかくだから頂いてきました。
それらがこれ。“BODYARMOR”は、自然素材を使いながらも、疲労を回復させるよっていうのが売りのドリンクです。今は飲むのを我慢して、マラソン後にいただきましょう。
何年か前からスーパーやガスステーションのレジ脇によく見かけるようになった“5-Hour ENERGY”のブースも発見しました。くいっと飲めて、なんだか元気が続く感じがするので、レッドブルより最近は重宝しています。一本無料でいただけましたよ。
初めてのフルマラソンだから4〜5時間くらいでフィニッシュできれば良いなと思っていますが、その間のエナジーを保つためにもね、走る前に飲んだらいいかなと聞いたところ、「私は走った後の体力回復のために飲んでるわ」とのこと。「でも、走る前なら水と一緒に飲んだほうがいいわよ」ってな感じでアドバイスしてくれました。
でも、あとから聞いたところ、マラソン前のこれらに含まれるカフェインの摂取は脱水症状を起こすので、禁物とのこと。だから、水と一緒に飲んだほうが言いといっていたのですね。ともあれ、彼女たちからもエナジーをもらえましたよ。
会場内でホンダのオデッセイ・アシックス仕様を発見。スポンサーのコラボレーションですね。なかなかさまになっています。
そろそろ戻ろうかと思ってホンダのブースにいったらね、なんだかオデッセイのボディに細かい文字が書いてあるんですね。
よく見ると名前のようで、それを指差し、一緒に記念撮影している人たちがいました。なんだべと思ってちょっと考えてみたら、やっとわかりました。今年のLAマラソン参加者の名前がボディに書いてあったんですね。
半信半疑でしたが、探してみましたよ。自分の名前。そしたらね、なんとありましたー! なんかうれしかったので、コンパクトカメラにあるジオラマ風モードで撮影してみましたよ。参加しているという実感が湧くうれしい演出です。
とまあ、数々のブースを満喫することもでき、初めてのEXPOを楽しむことができました。あとは参加するだけとなりましたが、はたしてどうなることやら。次回は初めてのフルマラソン、その内容をお伝えしたいと思います。