Hiroyuki Saito

東京オートサロン Part 1

大寒(1年で最も寒くなる日。毎年1月20日ごろ)が近づいてきました。先週から寒さが厳しくなってきたのもうなずけます。この寒さと比例して空気も乾燥するらしく僕の乾燥肌もこれまでなんとか踏ん張ってきたのですが、とうとう耐えられなくなり、全身が痒くなってしまいました。
そんな状況なんで風呂上りに全身に乾燥肌用のクリームを塗るようになってね、僕の中ではやっと冬も本番になってきたんだなと思った次第です。そう、これまでの冬は実は練習だったんですね。そういった意味では本番に入るのちょっと遅いんじゃね? と思わないわけでもないのですが、まあ、そればかりは自然の成り行きなのでなんともいえません。
そんな寒さも厳しくなる中、昨日、本屋さんに行ったら3〜4歳の男の子がお父さん相手に「これ買ってー!!」と泣きながら駄々をこねているんですね。少し泣き声が大きいのでお父さんも困ったようで、乳母車を押しているお母さんに「なんとかして〜」と、助けの声をかけたらお母さんが「これ買ってくれたらね」と、自分が欲しい本をお父さんに見せていましたよ。
お母さん、上手いこと言うなって(お父さんをさらに困らせたかったのでしょう)感心していたら困り果てたお父さん、しぶしぶと泣き叫ぶお子さんを連れて出入り口へと向かっていきました。なんともほのぼの?した日曜の昼下がりでした。
ともあれ、先週の金曜日に幕張メッセで行われた東京オートサロンに行ってきたのでね、今回はキーウエスト旅情をお休みし、その様子を少しお伝えしたいと思いますよ。
東京オートサロン Part 1

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これまである意味、アメリカに居るということで海外のオートショー(ジュネーブ、デトロイト、ニューヨークなど)にはこのコラムでもお伝えしているように何度か取材に行きましたが、実は日本国内のオートショーは8〜9年前に東京モーターショーへ行ったくらいでして、東京オートサロンには行ったことがなかったのです。
しかもカスタムカー、チューニングカーの祭典と言われている東京オートサロン、どんなもんだべと、なんでもそうですが初めてというちょっとした緊張感と期待感を胸に抱き幕張メッセに向かったのでした。
開幕初日の朝、午前8時からメディア受け付けが開始するということだったので午前6時30分に家を出ました。クルマで向かうとスムーズに幕張メッセに到着。7時50分くらいには会場入り口に一番で到着(張り切りすぎた?)。しかし受付けは8時からなので結局、大寒の近づく真冬の外で待たされることになりました。
8時にはちゃんとメディアの受付けが始まったのでもちろん一番で受付けを行い、それではメディアセンターへ! と勇んで向かったのですが開場は午前9時からとのこと。メディアセンターに行きたいだけなんだけどなあ思ったのですが、そのメディアセンターは会場内にあるのでね、開場しないと入れないんですって。
メディアの受付けはあっという間に終っていたから結局55分くらいは受付けのホールで待つことに。雨風はしのげますが暖房は入っていないので底冷えしましたよ。でもね、ホールで待っていたら開場直前には僕らの後ろに何十人ものメディアの人たちが列を作って待っていたのでメディアセンターの席を確保するためにも早く行くことは大事なことだなって改めて思ったのです(実際、メディアセンターの席数は思ったより少なかった)。
やっと開場してメディアセンターへと向かったのですが、そこまでけっこう歩くのです。だから「みんな急いでそうだから先頭の僕らがもし走り出したら後ろも走り出すんじゃないかな?」と冗談を言いつつも早歩きでメディアセンターへ。
無事、メディアセンターで席を確保し(実際には違う入場口で待っていたライターさんが確保。ありがとうございます)、それではとオートサロン探索へとむかったのですが、その内容はね、また長くなってしまったので近日中にお伝えしたいと思いますよ。