日曜日のメイン・レースだったスプリント・カップは、雨が心配されていましたが、無事に予定どおりレースがスタート。カリフォルニア出身のドライバーが結構いるんですけど、グランドスタンドは満席というわけではなく、ちょっとさびしい感じがしました。いつも満員だったNASCARですけど、不景気の影響でしょうか。NASCARがダニカ獲得に動くのも、解りますね。
スタートからレースをリードしたのはモントーヤでした。30周くらいはトップを独走していて、やっとオーバルで勝つのか! なんて思っていたら、そう簡単にはいきません。徐々に後退してエンジン・トラブルでリタイアしてしまいました。
このコース、リスタートの時はこのように団子状態になるんですけど、すぐにばらけてしまい、速いマシンがトップを独走するパターンが多いんです。それでも今日のレースはリーダーが13回も入れ替わったので、白熱の展開でした。
そんなエキサイティングなレースでしたが、序盤からリードし、その後もトップ・グループで走り続けた4年連続チャンピオン、ジミー・ジョンソンがトップでチェッカーフラッグを受けました。
チームクルーも大喜びで、チーフ・エンジニアらしき人がクルーに向かってダイブしていましたよ。ほほえましい光景です。
地元カリフォルニアで優勝したジョンソンも、大喜びでした。ジョンソンが手に持っていたこのゲータレード、振り回して空になったボトルが表彰台の撮影スタンドにいた僕のところまで飛んできて胸にヒット。突然何かが当たったのでね、びっくりしましたよ。
というわけで、明日は「あのドライバーは今」ってな感じで、2010年のNASCARに参戦している懐かしのドライバーを紹介しまーす!