CHAMP CAR

ダ・マッタの回復を願って、励ましのお便りを募集しています

<US-RACING>

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サンノゼで今シーズン初表彰台に上がったばかりのクリスチアーノ・ダ・マッタが、8月3日のロードアメリカの合同テスト中、迷い込んだ鹿と衝突して頭部に重傷を負い、緊急手術の受けたのち、依然意識不明の状態が続いている。現在の状況について、チーム側からの最新情報が継続的に発表されている。
今回のような頭部打撲による硬膜下血腫は受傷直後から治療・手術までの対応と時間が非常に重要となるが、ダ・マッタは事故発生から救出、病院への移送から手術開始までの時間が1時間37分と短かったこともあり、回復への可能性も向上した。手術後は負傷した脳の一部に余計な刺激を与えないよう薬物による人工的な昏睡状態を続けていたが、約4日後に自然な昏睡状態へと移行。依然として昏睡状態は続いているものの、非常にゆっくりではあるが少しずつ回復へと向かう兆しが見えているという。最新のリリースによると人工呼吸器がはずされて現在は酸素吸入器のサポートにより自力で呼吸しており、集中治療室から一般病棟へ移転する日も近いとのこと。
デンバーのレースウィークではルースポートに限らず、参加チームスタッフやドライバー、メディア、一般のファンなどがダ・マッタのステッカーを掲げて彼の一日も速い回復を祈願していた。このキャンペーンについてはUS-RACINGのフォト・アンド・レポートでも紹介している。彼のヘルメットをあしらったステッカーには、彼の幼少時のニックネーム“KIKI”のロゴとF1参戦時代にトヨタの日本人エンジニアがスタート前にダ・マッタに言っていた“Push Please”のフレーズが描かれている。今は彼の全快を願って「クリスチアーノ、プッシュ・プリーズ」と声をかけたい。
8月3日の事故発生以来、ルースポートとチャンプ・カーはダ・マッタに対する数多くのお見舞いのメッセージを受け取っている。ルースポート代表のジェレミー・デイルは、「私たちはデンバーでクリスチアーノへの数多くのお見舞いとサポートをいただきました。ルースポートはクリスチアーノと彼の家族へ暖かいメッセージとサポートを捧げて下さった皆様に心よりお礼を申し上げます。多くの方ら暖かいお見舞いお便りをいただけることは、このような困難の時を過ごしているクリスチアーノの家族やチームスタッフにとって、非常に勇気付けられることです」とコメント。デイル氏によると、「事故以来ブラジルから駆けつけて病院で看病を続けているダ・マッタ・ファミリーは、毎日のように届くお見舞いのカードに特に勇気付けられています。」と語っている。
どうか日本のファンの皆さんも、是非クリスチアーノと看病するご家族への励ましのお便りを送ってあげてください。
お見舞いの手紙やカードの送り先住所:
Cristiano da Matta