<US-RACING>
国歌斉唱のあと、12時59分にブライアン・オニールロングビーチ市市長の「ジェントルメン、スタート・ユア・エンジンズ!」の掛け声で全車いっせいにエンジン始動。1時ちょうどにペースカーの先導でコースインした18台のマシンがペースラップを開始する。
Lap 1:1時7分、フォーメーションが揃わなかったため、1周目はイエロー・フラッグが提示される。
Lap 2:トレイシーがトップでターン1を制し、ジュンケイラ、タグリアーニが続く。だがその直後でアクシデントが発生。コーナーのインで行き場をなくしたオールメンディンガーがスピン、ヴァッサー、スペラフィコ、マルケス、フィリッペ等が巻き込まれてエンジン・ストールする。オールメンディンガーは再スタートして戦列へ復帰。フィリッペも同様に再スタートでレースに復帰する。ウィルソンが70.495秒のタイムで、ここまでのファステスト・ラップを更新する。
Lap 3:スペラフィコ、ヴァッサー、マルケスは自力でマシンから脱出してリタイア。ターン1でのマシン撤去作業が続く。
Lap 5:ゴンザレスがピットイン。これはフルコース・コーション下のピットインなので、規定のピットインとはみなされない。
Lap 6:グリーン・フラッグ。スタートでトレイシーがジュンケイラを引き離す。
Lap 7:トレイシーは2位以下に1.437秒の差をつける。
Lap 9:タグリアーニが71.099の最速ラップを記録した直後、ボウデイも71.008秒の最速ラップを更新する。
Lap 11:トレイシーが70.830秒とタイムを更新してジュンケイラとの差を2.086秒へと広げる。
Lap 13:ジュンケイラが70.669秒のタイムでトレイシーとの差を1.789秒まで縮める。このタイムはここまでの最速ラップタイム。
Lap 14:セルビアがピットイン。
Lap 15:ジュンケイラがさらにトップに迫り、その差を0.871秒へと縮める。
Lap 16:トレイシーが2位ジュンケイラとの差を1.276秒へと広げる。
Lap 17:トップ5の順位はトレイシー、ジュンケイラ、タグリアーニ、ボウデイ、ハンター-レイ。
Lap 19:トレイシーが最後尾のゴンザレスを目前に捕らえる。
Lap 21:ゴンザレスはトレイシーにパスされて周回遅れとなる。その後ろのジュンケイラは行く手を阻まれたものの、後にパス。
Lap 23:トレイシーとジュンケイラとの差は1.484秒。オールメンディンガーはピットインしてオプションのソフト・コンパウンド・タイヤを装着する。ピットのセルビアは正式にリタイア。
Lap 25:ジュンケイラがピットイン。
Lap 26:トップ3の順位はトレイシー、タグリアーニ、ボウデイ。トレイシーと2位タグリアーニとの差は7.085秒。
Lap 27:ジョルダインがピットイン。ノートラブルでピットアウトする。
Lap 28:ハンター-レイがピットイン。
Lap 29:ボウデイが最初のグリーン・フラッグ下でのピットストップを行う。
Lap 30:ウィルソン、トレイシー、タグリアーニ、ドミンゲス、それにボウデイがピットイン。
Lap 31:カーパンティエがレースをリード、ポイントを獲得する。
Lap 32:カーパンティエがピットに向かう。これでトレイシーがリードを獲り、2位ジュンケイラとの差を5.174秒とする。
※ドミンゲスがピットストップで4位までポジション・アップに成功。
Lap 33:ジュンケイラがトレイシーとの差を4.307秒へと短縮する。
Lap 35:トップ5の順位は、トレイシー、ジュンケイラ、タグリアーニ、ドミンゲス、ボウデイ。
※この時点までにトレイシーは“プッシュ・トゥ・パス・ボタン”を12秒間使用。同じくジュンケイラは11秒、タグリアーニは9秒間使用。
Lap 37:1位と2位との差は2.873秒まで縮まる。ドミンゲスが70.505秒の最速ラップを記録する。
Lap 38:ドミンゲスはさらに最速ラップを更新、70.508秒(平均時速100.482マイル)を記録する。
Lap 39:ジュンケイラとトレイシーとの差は2.063秒に縮まる。
Lap 40:ジュンケイラはトレイシーの1.740秒後方を走行。ドミンゲスもタグリアーニとの差を詰める。
Lap 41:トップと2位の差は2秒以下で引き続きジュンケイラがトレイシーとの差を詰める。
※規定でグリーン・フラッグ下のピットストップは71周目までに済ませなくてはならない。
Lap 46:3位争いが白熱し、ドミンゲスがタグリアーニに迫る。
Lap 47:トレイシーとジュンケイラとの差は2.756秒。
Lap 50:3位から5位までのマシンの差が縮まる。順位はタグリアーニが3位、ドミンゲスが4位、ボウデイが5位。
Lap 52:ジュンケイラがこの日の規定ピットイン回数を消化する。
Lap 53:ドミンゲスがピットイン。ウィルソンがトップ5位に躍進。
Lap 54:ハバーフェルドとジョルダインがピットイン。ドミンゲスがラビンにパスされて7位に下がる。
Lap 55:ウィルソンが70.495秒のタイムで、ここまでのファステスト・ラップを更新する。
Lap 57:トレイシーが70.446秒のタイムで、ここまでのファステスト・ラップを更新する。
Lap 58:レースリーダーのトレイシーがピットイン。ソフトタイヤをチョイスしてピットアウトする。
Lap 59:タグリアーニがピットイン、右後輪の交換に手間取る。
Lap 60:カーパンティエとフィリッペがピットイン。
Lap 61:トレイシーがリードを奪回。トップ3はトレイシー、ジュンケイラ、ボウデイ。ドミンゲスがカーパンティエをパスして4位に上がる。
Lap 62:ボウデイが70.179秒のタイムで、ここまでのファステスト・ラップを更新する。
Lap 65:トレイシーとジュンケイラとの差は6.381秒で、ボウデイが69.863秒のタイムでここまでのファステスト・ラップを更新する。
Lap 66:ボウデイはさらに69.863秒へとタイムを更新する。
Lap 67:カーパンティエとドミンゲスが激しい4位争いを展開する。
Lap 68:ハンター-レイが70.352秒と自己ベストを更新。ウィルソンも70.153秒のタイムで自己ベストを更新する。
Lap 71:トップのトレイシーと2位ジュンケイラとの差は6.345秒。
Lap 73:2位ジュンケイラと3位ボウデイとのポジション争いが激しさを増す。
Lap 74:ジュンケイラが自己ベストタイムを70.098秒へと更新する傍ら、カーパンティエも70.008秒と自己ベストを更新する。
Lap 75:ドミンゲスがここまでのファステス・トラップを更新する69.960秒をマークする。
Lap 77:トレイシーはジュンケイラの2.643秒前を走行。
Lap 78:トレイシーはジュンケイラとの差を1秒広げる。
Lap 80:最終ラップを知らせるホワイト・フラッグが提示される。トレイシーがトップで、ボウデイがチームメイトのジュンケイラを激しくプッシュする。
Lap 81:チェッカード・フラッグ。2003年Toyota Grand Prix of Long Beachの優勝者でディフェンディング・チャンピオンのトレイシーが、トップでチェッカーを受ける。表彰台を獲得したのはトレイシー、ジュンケイラ、ボウデイ。
次回は5月21日から23日で開催される第2戦メキシコ・モンテレイ。