<US-RACING>
Photo&Report by Hiroyuki Saito
オーストラリアのブリスベン空港に到着し、バスでゴールド・コーストまで移動。チケットを買う時にどんなバスに乗ればいいのかたずねると、「変わったバスだから直ぐわかるよ」と言われる。15分ほど待っていると案の定、カラフルなバスが僕達を迎えにきた。
サーファーズ・パラダイスと呼ばれる海岸沿いの一般道を使用し、仮設コースが設置される。今週末だけは海辺よりこのサーキットに人々が集まる。
リゾート地として有名なゴールド・コースト。海岸沿いには高級ホテルが立ち並ぶ。毎年たくさんの人達がホテルのベランダからレースを観戦している。
初日の暫定ポールとなったのはポイントリーダーのド・フェラン。前戦のヒューストンでもポールポジションを獲得したが、今回もポール獲得なるか明日が楽しみです。
オーストラリアには毎年、たくさんのキャンペンガールがいます。今日はチェッカーフラッグ模様の水着が目立っていた二人を撮影しました。
改めて見ると、ただコンクリートウォールが一般道に置いてあるだけで、ここでは最高速290キロで自分の直ぐ脇を走りぬけるんだよね。目の前のコンクリートウォールにぶつかってこないことを祈るだけです。
残り1分となった最終予選でモントーヤがトップに。最後の周回でド・フェランがトップに躍り出るが、モントーヤも最終ラップでタイムを更新する。見事今シーズン7度目のポール・ポジションを獲得した。
コース内では大人から子供までキャンペンガールと一緒に写真撮影をしている所があった。「一緒に写真を撮って言いですか」と聞くとオーストラリアのキャンペンガールはみんな喜んで一緒に写ってくれます。
もてぎ以外ではあまり見かけない日の丸国旗をスタンドで発見。その日の丸の上には中野選手の名前が書かれていた。今年も多くの日本人のファンがここゴールドコーストにきているようだ。
F1でフェラーリのドライバーとして今年見事初優勝を飾ったバリチェロをフィッティバルディのピットで発見。鈴鹿が終わった後、日本から直接来たのでしょうか?
金曜日からジェット機が飛んでいたり、サポートレースも毎日必ず行われていた。とにかく、観客を飽きさせないサービスには感心しました。
スタートでトップの3台がリタイアになるとは…ド・フェランはかろうじてピットに戻るが、無念のリタイアとなった。ポイントリーダーを維持するものの、優勝したフェルナンデスと5ポイントまで差が縮まる。
38周目、メカニカルトラブルで無念のリタイアとなった中野選手。一時は5位までポジションを上げていただけに残念な結果となった。最終戦に期待しよう。
リスタートの再に3位走行中のパピスと5位だったトレイシーが接触。二人ともリタイアとなる。
フェルナンデスの今シーズン2度目の優勝、ブレックも2度目の2位入賞、バッサーは前戦に続く表彰台となる。フェルナンデスはこの優勝でポイントランキング2位へ。最終戦のフォンタナは昨年優勝しているだけに、シリーズチャンピオンの可能性が高くなった。