CHAMP CAR

CARTチャンピオンシップ・シリーズ 第4戦 リオ・デ・ジャネイロ フォト&レポート

<US-RACING>
Photo&Report by Hiroyuki Saito

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■予選結果を覆す今年のCART
 前戦のロングビーチでは17位スタートだったトレイシーが優勝し、今回も予選16位からのスタートで今年初の優勝を飾ったフェルナンデス。

 予選15位以下からでもチャンスがあれば優勝できるっていうことだね。

 トレイシーもこの3戦ですっかり表彰台の常連になってますが、バッサーの開幕戦4位、ロングビーチでの3位、そして今回の2位と1つづつポジションを上げてきているので、もしかすると今回のもてぎで優勝なんてことも?

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■もてぎ優勝はこの人かも
 3戦目にしてポールポジションを獲得し、レースでは76周リードラップを記録するというパフォーマンスを披露したルーキーのタグリアーニ。

 残すところあと8周でスピンをしてしまったのは残念。

 でも、3戦連続でポイントも獲得しているし、もてぎでも上位に絡んでくるでしょう。

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■パッシング・ポイント 
 グリーンフラッグを受け、ターン1に突入するスタートの写真ですが、レースの一番の見所はやはりスタートだと思います。

 一番はじめのパッシングポイントとなるわけですから、一瞬の間にさまざまな駆け引きがあるんですね。

 特にポールポジションのドライバーは凄いプレッシャーがあると思います。

 カメラマンとしても、この瞬間を逃すと大変なことになるので、スタートの写真を撮るときがやはり一番緊張しますね。

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■横G対策
 写真をよく見ていただくと、ヘルメットの右側の方に厚めのクッションが当てられているのが解ると思います。

 これはオーバルコースで常に右側にかかる横Gに対してのものです。

 左側にはそれほど必要ではないようですね。コンクリートウォールにぶつかる可能性も右側の方が大きいということでしょう。

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■今年もネイションズ・カップNo.1?
 初日の夕方、ブラジル人ドライバーが集まって撮影会をやっていました。

 CARTには25人中9人のブラジル人ドライバーがいますが地元での開催ということもあり、多くのファンが詰掛け、サインをもらったり一緒に記念写真を撮っていました。

 ドライバーもファンも、とてもフレンドリーでしたね。

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■CARTの表彰台
 決勝に間に合えば良いという考えなのでしょう。初日の表彰台はこんな感じでなにも準備がされていません。

 さすがに2日目にはブラジルF3の決勝があったので、表彰台っぽくなっていましたが。

 CARTの表彰式には意外と立派な表彰台が出来あがっていました(一番最初の写真がそうです)。ターン1の内側に鉄パイプで組んだフォトタワーなども2日目に完成しました。焦りは禁物です。でも間に合わせましょう。

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■メディア・ルーム
 コース内にあるメディアルームでカナーンがインタビューを受けていました。

 なにやら、ホームページにカナーンの映像(動画)をとりこんでいたようです。

 こういう作業が出来るのは、メディアルームしかなかったのでしょうね。カメラに向かって変な顔をしたり、結構楽しんでいました。

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■ブラジルの伊達男、ダ・マッタ
 2日目の夕方、ドライバーのサイン会が開かれ、ブラジル人ドライバーの前に長蛇の列が出来ていました。

 その中でもダ・マッタの人気は凄く、最後までいっぱい並んでいましたね。女の子にも人気があり、見てのとうり一緒に写真を撮っている光景を何度も見ました。

 決勝では自己最高位にならぶ4位を地元で獲得し、もう少しで表彰台というところでした。もてぎでも期待してます。

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■この時のタイヤは何タイヤ?
 リオの町中はハリウッドのチャンプカーが砂漠を走っているこの写真の看板と、もう1つの雪上で走行している看板で一杯でした。

 テレビでも何度も放映しており、多分本当に走らせて撮影したのでしょう。スケールが違いますね。

 これ以外にも、モレノの看板があったのを覚えています。

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■ブラジル名物・シェラスコ
 ブラジルの料理といえばシェラスコです。

 お店の人が串に刺して焼いた巨大な肉をお客さんのところまで持っていき、お皿にその肉をいいというまで削ぎ落としていくのです。

 ワイルドな料理ですが、肉の種類も豊富で、とても美味い。ついつい食べ過ぎてしまいます。

 ブラジルは料理も美味いし、緑も豊富でビーチも綺麗でとても良いところでした。あとは治安と、電話回線さえ良ければいいんですが。遊びで行くなら最高のところですよ。