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アメリカン・ル・マン・シリーズ 第1戦 セブリング[3日目]フォト&レポート

<US-RACING>

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午前10時7分から55分間のプラクティスが行われた。このセッションでも昨日ポールを獲得したワーナーが駆るアウディのカーナンバー2が1分48秒318を記録し、トップとなった。今日の走行はこの午前中のプラクティスだけとなり、明日の決勝前に行われるウォーム・アップが事実上最後の走行となる。このセッションでは34台中18台と約半分のマシンしか走行しなかった。LMP1では4台中アウディの2台だけが走行。アウディのカーナンバー1はトップから約1.1秒遅れで3番手となった。明日のレースではLMP1クラスは例年通り、アウディ同士による優勝争いになるだろう。

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LMP2クラスでトップタイムを記録したのも、昨日ポールを獲得したペンスキーのカーナンバー7、ポルシェRSスパイダーとなった。このセッションで前半はカストロネベスが、後半はロメイン・デュマスがドライブし、デュマスがトップタイムを記録した。トップだったアウディのカーナンバー2のマシンから僅か0.318秒差となり、ポルシェ勢の速さは決勝にむけ勢いを増している。LMP2クラスではチーム・ペンスキーのポルシェの2台、BKモータースポーツ・マツダの1台、そしてアキュラ勢ではフェルンナンデス・レーシングの1台だけが走行した。

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アキュラ勢で唯一3日目のプラクティスを走行したフェルナンデス・レーシング。ディアスとオーナー兼ドライバーのフェルナンデスがこのセッションでドライブし、フェルナンデスがトップタイムを記録した。同クラスでは2番手のタイムを記録したが、トップだったペンスキーのカーナンバー7のマシンからは3.556秒の差が開いているのは気になるところ。明日はいよいよ決勝日。アキュラがセブリング初参戦でどのようなレースをするのか実に楽しみだ。

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今回、様々なサポートレースが併催されている。なかでも一般の人々が参加しているSVRA(SportsCar Vintage Racing Association)は、クラシック・スポーツカー好きにはうれしいレースだ。参加者達はトレイラーでマシンをコース内に運び、トレイラーを仮設ガレージにして、自慢の車を囲んで家族や仲間同士で団欒していた。みていてもとても微笑ましい光景で、趣味を楽しんでいるなぁと思う一面だった。

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レースに参加するマシンはヨーロッパ車が中心で、なかでもMGのマシンが多かった。

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アルファ・ロメオ、

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アウディ、
画像ボルボ、

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そしてダットサン。セブリング12時間ではコース内を歩き回ると、レース以外でも目を楽しませることができる。

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アウディのホスピタリティ。入り口には花や植物が設置されており、アメリカの他のレースではあまりみられないちょっとした高級感があった。ヨーロッパ系メーカーのホスピタリティって最近は全然見ていなかったので、ちょっと新鮮だった。

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お昼ごろから昨日と同様、激しい雨が降り出した。予定されていたサポートレースも始められず、スケジュールはかなり遅れている。3時ごろからやっと晴れたり止んだりを繰り返してきたので、なんとかスケジュールが進行し始めた。明日の天気予報では晴れとなっているが、フロリダは天気が変わりやすいだけに油断は禁物かもしれない。