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ハイクロフト・レーシングがLMP2 クラスの3 位表彰台を獲得

<Honda>
アメリカン・ルマン・シリーズ第10戦デトロイト
■開催日 : 9 月1 日(土)
■開催地 : ミシガン州デトロイト
■サーキット : ベル・アイル・パーク
■コース全長 : 3.3km
ベル・アイルのストリートコースで行われた初開催のデトロイト・スポーツカー・チャレンジにおいて、#9ハイクロフト・レーシング・アキュラARX-01を駆るベテランのデイビッド・ブラバム/ステファン・ヨハンソン組が他車のトラブルによる影響や混戦をかわし、LMP2クラス3位を獲得した。ハイクロフト・レーシングにとって今シーズン4度目の表彰台となり、ブラバム/ヨハンソン組はアメリカン・ルマン・シリーズLMP2クラスの総合ポイントで3位となった。
また、ハイクロフト・レーシングのLMP2クラス3位フィニッシュは、アキュラにとって今シーズン9度目の表彰台獲得となった。
24のコーナーを有す全長2.096マイルの難しいストリートコースで行われた2時間45分に及ぶ激戦の序盤、ブラバムは2度接触を受け、ハイクロフト・レーシングにとっては波乱含みのスタートとなった。ブラバムは接触により破損した他車の部品や炎上するマシンを回避しながらのレースとなった。しかし、堅実なピットワークと給油戦術により、元F1ドライバーのブラバム/ヨハンソン組は再び優勝争いに加わった。最終的に、1992年にベル・アイルでのCARTシリーズで3位を獲得したヨハンソンが、エイドリアン・フェルナンデスとLMP2クラス3位を争った後、チームオーナーのダンカン・デイトンに第6戦ライムロック以来となる表彰台を献上した。レースは、ティモ・ベルンハルト/ロマン・デュマ組(ペンスキー・ポルシェ)が4戦連続優勝を飾り、ブッチ・ライジンガー/アンディ・ウォレス(ダイソン・ポルシェ)がLMP2クラス2位を獲得する結果となった。
#15ロウズ・フェルナンデス・アキュラ・ローラを駆るルイス・ディアス/エイドリアン・フェルナンデス組は27台が出走する中、総合2位まで浮上したが、最終的にLMP2クラス4位でフィニッシュした。ベル・アイルでの9度目のレースとなったフェルナンデスはヨハンソンと3位争いを繰り広げたが、滑りやすいコースに苦戦した。
#26XMサテライトラジオ・アキュラARX-01を駆るマリーノ・フランキッティ/ブライアン・ハータ組にとっては過酷なレースとなった。デトロイト出身のハータは金曜日の予選を3位で通過し、ベル・アイルでの総合優勝が期待された。しかし、3番手を走っていたフランキッティはレース開始から1時間後、メカニカルトラブルによりピットインを余儀なくされ、14周の遅れを背負うこととなった。その後、前戦で表彰台獲得に貢献したハータが追撃した
が、LMP2クラス8位でフィニッシュした。
アメリカン・ルマン・シリーズ次戦は、10月6日(土)にロード・アトランタで第10回となる伝統のプチ・ルマンが行われる。また、シーズン最終戦は10月20日(土)にカリフォルニア州モントレーのラグナセカ・レースウェイで開催される。