予選3位のマイク・コンウェイは順調に3位を維持して最初のピットイン。ところが停止位置がずれ、燃料がうまく入らなかったため30周目に再度ピットへ。その時点で22番手まで順位を落としたものの、残り13周のターン6でトップに躍進し、みごと初優勝達成です。
インディカー・シリーズ参戦26戦目で初優勝したコンウェイ。「ピットでミスしてタイヤをロックさせてしまった時、今日はもう終わったと思った。それでも諦めずにがんばって、プッシュし続けたんだ。感動的な気分だよ。トップに立ってすぐ、これで勝てると思った」
アンドレッティ・オートスポーツにとっては、昨年のライアン・ハンターレイに続く2年連続のロングビーチ制覇です。ちなみにオーナーのマイケルは現役時代にここで2勝し、86年はキャリア初優勝、02年は最後の勝利でした。マリオは3勝と、アンドレッティ家強し!
今回の初優勝は08年ミルウォーキーでライアン・ブリスコーが記録して以来で、2位はそのブリスコーでした。23周目にピットインしてすぐにイエローとなり、彼は予選12位からジャンプアップ。32周目にトップに立つも「今日のコンウェイは別格だった」そうです。
ダリオ・フランキッティは前戦に同様予選7位から3位へ。3戦連続で表彰台に上がり、ランキング・トップに浮上しました。「今日は抜きにくかったから、ギアレシオのパーツが違っていたと思う。無線も壊れて大変だったけど、チャンピオンシップの1番は嬉しいね」
ポールポジションのウィル・パワーは27周もトップをキープしていましたが、66周目の2度目の再スタートの際にターン1でチームメートのエリオ・カストロネベスが後ろから接触してスピン。再スタートを切ることができたものの10位でフィニッシュし、ランキング2位に。
予選22位からスタートした佐藤琢磨は、着実に追い上げて2度目のピット後はトップ10まで挽回。しかし66周目の2回目の再スタート後にグラハム・レイホールが後方から追突してタイヤバリアへ。ピットへ戻って修復するも、21位フィニッシュを余儀なくされました。
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※佐藤琢磨の現地インタビューを収録したYouTubeレポートは、明日アップする予定です。どうぞお楽しみに!
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