二日間の総合トップは、昨年このバーバーモータースポーツパークで優勝したエリオ・カストロネベスです。CARTを走り始めて13年目のベテランは、今日52周走行して48周目に71.9434秒を記録。念願の初チャンピオンに向けて快調な滑り出しを見せました。
初日トップのウィル・パワーは71.9636秒で僅差の2位。ペンスキーがワンツーで続き、この二人が71秒台を記録しました。昨年新設されたロードコース・チャンピオンシップを制したパワー。5勝を上回る勝利をロード&ストリートで挙げることができるか?
総合3位はガナッシのスコット・ディクソン。72.2815秒を記録してペンスキーの4位ブリスコーとの間に割って入り、チャンピオン・チームの意地を見せました。昨年のチャンプ、ダリオ・フランキッティは11位と今回はセット・アップに専念していたようです。
ニューマン/ハースは初日のヒンチクリフも意外でしたが、1年休戦したオリオール・セルビアもベテランらしい走りで5位に入りました。まだスポンサーが見つかってないようですが、最初から2台を走らせています。去年もそうだったら良かったのですが・・・
“Pray for Japan”とともに二日目を迎えた佐藤琢磨は72.4742秒に入れ、6位で開幕前のテストを終了しました。トップとの差は0.5308秒、5位との差は0.1148秒しかありません。昨年2勝したアンドレッティ勢を退ける好スタートです。
サン・ドロップ・シトラス・ソーダとDHLのスポンサーを得て黄色のレーシングスーツになったライアン・ハンターレイ。かなり目立つのですぐに慣れるとは思いますが、最初はびっくりしました。
あれ、微妙な感じでちょっと違うダニカのマシン・・・と思いきや、上の写真がダニカ・パトリックで、下がアンドレッティ入りしたマイク・コンウェイ。Go Daddyが2台も走らせるとは!
佐藤琢磨のインタビューは後日お届けしますので、どうぞお楽しみに!
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