INDY CAR

最終戦ホームステッド初日リザルト&レポート、ハイライト映像

画像

今季最後の予選を制したのは213.187mphを記録したダリオ・フランキッティで、開幕戦以来となる今年2度目のポールを獲得。1ポイント追加してランキング・トップのウィル・パワーとの差を11ポイントに縮めました。2年連続のポール・トゥ・ウィンで逆転チャンプに輝くか。
予選2位はフランキッティの僚友、スコット・ディクソンが212.908mphをマークしてチップ・ガナッシがフロント・ロー独占。最多リード・ラップで優勝し、2年連続3度目の王座を狙うチームメートと、追い上げ必至のペンスキー勢を相手にどんな戦いを見せるか注目です。
ペンスキー勢最速の212.580mphを記録しながら、予選3位に沈んだパワー。59点差で臨んだシカゴランド以降、毎戦差が縮まり、ついに11点差で明日の最終戦を迎えることになります。初のチャンピオンとなるためには、フランキッティの勢いを止めなければなりません。
日本勢は佐藤琢磨が第1プラクティスのスピードを上回る211.355mphをマークし、オーバルの予選でアイオワの7位に次ぐ9位(1.5マイル・オーバルでのベスト)。しかし最終プラクティスでは18位に終わり、決勝に向けてのセット・アップは未完成の様子です。
一方の武藤英紀は最初のプラクティスで11位とまずまずのスタートでしたが、本人が「大きくチャレンジした」という予選は裏目に出てしまい、プラクティスのスピードを下回る208.579mphを記録。今季最後のレースは26番グリッドから追い上げることになりました。
●記録で見る今回の予選
開幕戦ブラジル以来となるダリオ・フランキッティの今季2度目のポール・ポジション。フランキッティは今年のオーバル・レースで、フロント・ローからスタートしたインディ500(予選3位)と、シカゴランドの(予選2位)の2レースを制しています。
フランキッティにとってインディカー・シリーズのキャリア13回目のポール。初めてチャンピオンとなった07年シカゴランドの最終戦と、2度目のタイトルを獲得した昨年の最終戦では、どちらもポール・トゥ・ウィンでタイトルを決めました。
チップ・ガナッシ・レーシングにとっては今季2度目のポール・ポジションで、ともにフランキッティが獲得。インディカー・シリーズ通算30回目のポールとなります。ガナッシのフロントロー独占は、今季初めてのことです。
スコット・ディクソンは今シーズンのカンザスとアイオワで記録した自己ベストに並ぶ予選2位。ジャスティン・ウィルソンはオーバル戦でキャリア・ベストとなる予選6位で、これまでのオーバルの予選ベストは昨年のケンタッキーの8位でした。
後ほど現地レポートをお届けしますので、どうぞお楽しみに!
スターティング・グリッド
予選リザルト
オフィシャル・フォト・ギャラリー
●ポール・ポジションを獲得したダリオ・フランキッティの走りとコメント

●予選2位を獲得したスコット・ディクソンの走りとコメント

●予選3位を獲得したウィル・パワーの走りとコメント

プラクティス総合リザルト
最終プラクティス・リザルト
●最終プラクティス・ハイライト映像

第1プラクティス・リザルト
●第1プラクティス・ハイライト映像(1分49秒)