INDY CAR

2009第1戦セント・ピーターズバーグ【決勝】フォト・レポート

<US-RACING>

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快晴となった決勝日、アメリカ東部時間の午後2時45分、フロリダ州セントピータースバーグで、2009年インディカー・シリーズの開幕戦となるレースがスタートしました。グリーン・フラッグ直後のターン1にマシンが5ワイドで突入。予選2位からスタートしたウイルソンがトップでターン1に進入し、レースをリードしました。チームオーナーのデイル・コインは、ウィルソンがトップでコーナーに進入したときは興奮したでしょうね。ちなみにポール・ポジションのグラハム・レイホールはトニー・カナーンと接触して最後尾まで落ちてしまいました。

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開幕戦を見事制したのは、昨年オーストラリアのノン・ポイント・レースで優勝したライアン・ブリスコーでした。4番手からスタートしたペンスキーの27歳のオーストラリア人ドライバーはレースも終盤となった86周目、リスタート時にターン1でウィルソンとのブレーキング勝負に競り勝ってトップに躍進。その後さらに2回もイエローコーションがありましたが、ウィルソンとハンター‐レイの攻撃を退け、2連覇を達成しました。

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今日のベスト・パフォーマンスはライアン・ハンター‐レイでしょうね。1週間前にシートが決まり、金曜日に今年初めてインディカーのステアリングを握ったハンタ−レイは、14番グリッドからスタート。終盤にはレースをリードしたウィルソンまでパスして2位に入ってみせました。ビジョン・レーシングにとっての過去最高位を市街地コースで獲得できるとは、オーナーのトニー・ジョージも思っていなかったに違いありません。ハンタ−レイの起用は大正解となりましたね。

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100周中52周もリードしていたウィルソンは、昨日に続きずっと絶好調な走りを見せていました。チームの初優勝が少しずつ見え始めた矢先、残り14周でブリスコー、そしてハンター‐レイに抜かれてしまい、最終的に3位でフィニッシュ。残念ながら優勝はできませんでしたが、この週末の活躍にはほんとうに驚かされました。デイル・コイン・レーシングの初優勝見たかったですが、ウィルソンが近々見せてくれるかもしれませんね!

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昨日インディカー・ポール・ポジション最年少記録を塗り替えたグラハム・レイホール。不運にもスタートのターン1でトニー・カナーンに接触されて最後尾に落ちたにも関わらず、徐々にポジションを取り戻して7位でゴール。次戦ロング・ビーチの市街地コースをチャンプ・カーで経験しているレイホールは要注目です。

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今年のウイナーには、大会名と日付がプリントされたサーフボードが渡されていました。ウォータースポーツが大好きだというブリスコーは、飾るなんてことをせずに、喜んで使いそうですね。

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写真に写っている左側の白いビルは、昨年のレース時には建設中でしたが、今年は完成していました。このビルの右上の大きなテラスからレースを観戦している人が多く、ちょっとサーファースパラダイスのような雰囲気でしたね。今年のセント・ピータースバーグ決勝日には、例年よりもファンが多く訪れ、不況の影響はそれほど感じませんでした。

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今日も快晴となったセント・ピータースバーグ。歩いていると汗がにじみ出るくらいの蒸し暑さでした。 訪れていたファンもほとんどが半袖に短パンといったカジュアルな格好。アメリカなので上半身裸でいる男性ファンも多く、おいしそうにビールを飲んでいるのを見かけました。うらやましい!