[チーム分裂の危機？ - インディカー IRL -]
プライベートテスト（IRLが指定したオープンテスト以外にテストを行なう場合）に関するルールが発表されましたが、内容を見るとAGRには厳しいルールかも？ マシン1台あたりのマイル数とタイヤセット数を制限する方法で、1カーエントリーの場合は800マイルもしくは6日間のどちらか小。またタイヤは18セットに制限。2カーエントリーの場合は1200マイル26セット。それ以上は1台あたりプラス200マイル4セットとなるようです。すると4台体制のAGRは1600マイル34セットで、一人当たり400マイル8セットしか走れなくなるんですよね。ドライバーは他より1マイルでも多く走ることが自信につながるし、予選シミュレーションには1セットでも多くタイヤが必要。AGRは誰にどれだけテストさせるのか興味がわきます。そこはオープンなアメリカンレース、テストの推移が見られるようになっているのです。IRL公式ページスケジュールのプルダウンの1番下、2008 Testing Scheduleをクリックすると、pdfデータで確認できるようです。
もちろんこのルールは、台数や予算によるチーム格差を減らすルールなので歓迎すべきもの。また、インディライツのドライバーに200マイル走らせるごとに100マイル追加走行距離を得られるなど、下位カテゴリーからのステップアップをスムーズにすることも期待されます。ただ1点、ジェイ・ペンスキーの運営するルクソ・ドラゴン・レーシングと本家ペンスキーとの関係が、微妙に疑問の残るところではあります。
それにしても開幕が待ち遠しいですね。
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4コマの内容はフィクションです。
登場する団体・人物等は実際とは異なります。
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Illustration & TEXT by アラブルカ