INDY CAR

ロジャー安川、Racing for Kidsで同愛記念病院を訪問

<Speed of Japan>
4月17日(木)〜19日(土)に行なわれる「INDY JAPAN 300」の開催を目前に控えた4月16日(水)、ロジャー安川がRacing for Kidsの活動である病院訪問を行なった。
「Racing for Kids」は、1989年、ビル・ピンスキー医師が、病気や怪我と闘っている子どもたちを励ますことを目的に始めた活動で、これまでにもアメリカ合衆国やカナダ、オーストラリア、日本などで、インディカー・シリーズの開催に合わせて行われてきた。日本国内でのRacing for Kidsの活動は2003年から開始されている。
安川は、2005年の所属チームであったドレイヤー&レインボールド・レーシングの共同オーナーであるロビー・ビュールがRacing for Kidsのナショナル・スポークスマンを務めていたこともあり、2005年からこの活動に参加している。
今回は東京都墨田区にある同愛記念病院を訪問。同病院を訪れるのは2005年のINDYJAPAN以来、安川にとって今回が2回目。また、安川の父方の実家の近所ということで、地元での病院訪問となった。
まず安川は、病院内にあるプレイ・ルームでIndyCarのDVD鑑賞をしている子供達を訪問。最初に自己紹介をしてIndyCarについて説明すると、子供達からも「何周くらい走るのですか?」「1周の距離はどのくらいですか?」などの質問が飛び出した。また、安川がみんなからのリクエストに応えて鯉のぼりにサインを入れ、手を真っ赤な絵の具で染めて手形を押す一幕も。そして、Racing for Kidsキャップに一人づつサインを入れてプレゼントすると、子供達からは笑顔が溢れた。その後は各部屋を訪問してから、外来病棟に行き、診察に来ていた子供達にもサイン入りキャップをプレゼントした。
今回の訪問では、子供達からサプライズプレゼントとして手作りの応援フラッグが手渡された。安川はみんなにINDY JAPANでの活躍を誓った。この活動では闘病生活を送る子供たちを元気付けるのが目的であるが、今回も安川が逆に元気づけられるRacingfor Kindsの活動となった。
インディカー・シリーズ第3戦「BRIDGESTONE INDY JAPAN 300 mile」は、ツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)にて開催される。決勝レースは4月19日(土)午後1時にスタートとなる。