4コママンガ

ビミョンレーシング – IRL インディカー –

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[ビミョンレーシング – IRL インディカー -]
あっという間に開幕2戦が終了しましたが、まずは開幕戦から。明らかになったのは、オーバルでのチャンプカー勢の不利。実走データと風洞実験データを多く持つ既存のチームが有利であることは想像されていましたが、考えていたよりその差は大きいようでした。
そんななか予選を興味深いものにしてくれたのは、ビジョンレーシングの2人、A.J.フォイトIV(エー・ジェー・フォイト・フォース)とエド・カーペンターでした。昨年まではそこそこいい位置を走ると驚きの声があがっていた両者ですが、なんと予選2、3番手をゲット。
そう、彼らは今ひとつ実力がつかみづらいドライバーたちなのです。残っているリザルトを眺めただけなら「遅い」わけですが、チームの実力や、たまに見せる光る走りを見ると、トップチームなら案外やれるのでは? と思う時もあるのです。
しかも昨年までとは違い、4周の平均タイムなのですから、安定感もあるということ。はっきりいって驚きました。
しかしその後リアウィングの規定違反で、あえなく失格。なぁ〜んだ(←失礼)と思う反面、ちょっとかわいそうな気も? そして、その実力やいかに? と迎えた決勝でも、ビジョンレーシングが快走を見せたことから、オーバルではけっこういい位置を走れるのかもしれません。ダークホースとしてちょっと注目ですね!
ちなみにビジョン・レーシングはIRL創立者のトニー・ジョージがオーナーをつとめるチームなので、そういう意味でも強いのか弱いのかはっきりしないポジションであります。シェクターが乗るとたまに速かったのですが、言い換えると、シェクターの実力をもってしても中段ぐらいとも言えるのです。今年は真の実力を発揮するのかな?
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4コマの内容はフィクションです。
登場する団体・人物等は実際とは異なります。
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Illustration & TEXT by アラブルカ