<Toyota>
NASCARクラフツマン・トラック・シリーズ
第7戦 Ohio 250
5月26日(土)米国北東部オハイオ州マンスフィールドのマンスフィールド・モータースポーツ・パークでNASCARクラフツマン・トラック・シリーズ第7戦「Ohio 250」が行われた。
25日(金)、午後6時半から行われた予選では、現在ランキングトップで、公式練習でもトップタイムをマークし好調ぶりを見せるM.スキナーが5戦連続となるポールポジションを獲得。T.ボダインが3番手、J.ベンソンが4番手、T.クック6番手、A.ファイクが8番手、J.スプレイグが10番手に入り、“トヨタ タンドラ”が予選トップ10のうち6台を占めて翌日の決勝に臨んだ。
26日(土)午後1時に0.5マイルオーバルを200周、125マイル(約200km)で競われる決勝レースがスタート。レースはドライコンディションで開始されたが、スタートしてまもなく降雨に見舞われ、赤旗中断。2時間近い中断を挟んでレースは再開されたが、その後も2度に渡って降雨による赤旗中断となり、レースが終了したのはスタートから7時間を過ぎた午後8時過ぎという長丁場のレースとなった。
天候に翻弄され、イエローコーションも多発したこのレースで、めまぐるしく順位が入れ替わる中、唯一の給油ピットストップを早めに終える戦略を採ったJ.スプレイグが“トヨタ タンドラ”勢最上位の2位でフィニッシュした。
ポールポジションからスタートしたM.スキナーは4位でフィニッシュ。ポイントリーダーの座を守った。5位にはJ.ベンソンが入り、前戦に引き続き“トヨタ タンドラ”はトップ5内に3台が入る活躍を見せた。
次戦第8戦は6月1日(金)ドーバー・インターナショナル・スピードウェイで行われる。
ドライバー J.スプレイグ:
「正直に言って、優勝したD.セッツァー(シボレー)が無給油作戦を成し遂げたことにとても驚いている。我々には絶対に無給油作戦は出来ないと分かっていた。序盤、私と共にピットインしたA.ファイクは最後に燃料が足りなくなってしまった。彼らがどうやってそれを成し遂げたのかは分からないが、我々のクルーは素晴らしい“トヨタ タンドラ”を仕上げてくれた。ここマンスフィールドでは、追い越しは非常に難しい。特に、降雨によって路面上のタイヤラバーが洗い流されてしまったこともあり、ラインは非常に限られたものとなっていた。多くのアクシデントも起こり、それはショートオーバルならではのものではあるが、今日はかなり厳しいレースだった。我々は辛抱強く走り続け、周りがピットインしていく中で、着実にポジションを上げていった。2位という結果にはとても満足している」
第7戦 Ohio 250 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 18 75 D.セッツァー シボレー 250
2 11 60 J.スプレイグ トヨタ・タンドラ 250
3 14 18 K.シュレーダー ダッジ 250
4 1 5 M.スキナー トヨタ・タンドラ 250
5 4 23 J.ベンソン トヨタ・タンドラ 250
8 21 9 T.マスグレイブ トヨタ・タンドラ 250
12 6 59 T.クック トヨタ・タンドラ 250
18 24 36 R.マシューズ トヨタ・タンドラ 250
24 8 1 A.ファイク トヨタ・タンドラ 248
31 3 30 T.ボダイン トヨタ・タンドラ 238
36 25 00 K.バトラー三世 トヨタ・タンドラ 167
選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 ポイント
1 M.スキナー 1217
3 T.ボダイン 1037
4 T.マスグレイブ 1024
6 J.スプレイグ 965
9 J.ベンソン 890
10 A.ファイク 856
14 T.クック 765
22 T.ウォーカー 585
26 AJ.アルメンディンガー 550
45 J.ワイズ 112
48 R.マシューズ 109
67 J.ホブグッド 55
68 K.バトラー三世 55
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 54
2 シボレー 42
2 フォード 36
4 ダッジ 22
※結果及びポイントは暫定