<Toyota>
NASCARネクステル・カップ・シリーズ
第2戦 Auto Club 500
2月25日(日)カリフォルニア州フォンタナのカリフォルニア・スピードウェイでNASCARネクステル・カップ・シリーズ第2戦”Auto Club 500”が行われた。
金曜日に行われた予選では、D.ブレイニーが14番手、B.ヴィッカーズが15番手と好ポジションを確保。D.ロイティマンとD.ジャレットも予選を通過し、4台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進出。
大観衆に見守られ、正午に250周の決勝レースがスタート。B.ヴィッカーズは15番手から着実に順位を上げて、一時はトップ5圏内でのバトルを繰り広げた。
しかし、トップ5フィニッシュが見えた終盤の226周目、この日最後となったピットストップ争いで、ピットクルーが痛恨のミス。これで6つポジションを落としたB.ヴィッカーズだったが、再び追い上げを見せ、最終的には10位でチェッカー。
“トヨタ カムリ”にとって、NASCAR最高峰ネクステル・カップ・シリーズで初のトップ10フィニッシュを果たした。
一方、シリーズのルーキーでもあるD.ロイティマンは中盤で健闘を続けていたが、240周目に激しくクラッシュ。身体には影響はなかったものの、開幕から2戦連続のクラッシュでレースを終えることとなった。
次戦第3戦は3月11日(日)ネバダ州ラスベガスのラスベガス・モータースピードウェイで開催される。
ドライバー B.ヴィッカーズ:
「今日はレース中トップ5圏内まで躍進することが出来、より上位でのフィニッシュも可能だったと思う。ただ、我々が試したいくつかの項目のうち、誤った方向に進んでしまった部分もあった。最終的にはそれらは修正出来たが、それだけでレースが終わってしまった。とはいえ、我々は新しいチームであり、初めてのレースということを考えれば、悪い結果ではない。最後のピットストップでは確かに若干ミスもあったが、それでもチームクルーは、素晴らしい仕事をしてくれた。“トヨタ カムリ”は大きなトラブルもなく最後までレースを走り切り、セットアップや、今後より上位を狙っていくための多くのことを学んだ。全体的に見て、素晴らしいレースを戦えたと思っている。今日の結果は、トヨタにとって大きな意味を持つと思う。勝ったわけではないが、良いレースを戦うことが出来た。TRD-USAやトヨタのスタッフに本当に感謝している。彼らはチームと共に多くの支援をしてくれた。しかし、まだ改善の余地は、常に残っている」
第2戦 Auto Club 500 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 25 #17 M.ケンセス フォード 250
2 1 #24 J.ゴードン シボレー 250
3 23 #48 J.ジョンソン シボレー 250
10 15 #83 B.ヴィッカーズ トヨタ・カムリ 250
32 43 #44 D.ジャレット トヨタ・カムリ 246
33 33 #0 D.ロイティマン トヨタ・カムリ 239
39 14 #22 D.ブレイニー トヨタ・カムリ 112
選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 ポイント
28 D.ジャレット 164
34 B.ヴィッカーズ 134
40 D.ブレイニー 112
42 D.ロイティマン 107
46 M.ウォルトリップ※1 -27
*1規則違反により年間獲得ポイントから100ポイント減算
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 15
2 フォード15
3 ダッジ 8
4 トヨタ 6