NASCAR

“トヨタ・タンドラ”首位争いから不運の後退 ポールポジションから上位争いを繰り広げたが、ゴール直前にタイヤトラブル

<TOYOTA>
2月25日(金)、米国西部カリフォルニア州フォンタナのカリフォルニア・スピードウェイでNASCARクラフツマン・トラックシリーズの第2戦「American Racing Wheels 200」が行われた。開幕戦で3位入賞を果たし、勢いに乗る“トヨタ・タンドラ”は、米国トヨタ自動車販売(TMS)やTRD-USAの本拠地にほど近い、ホームレースとも言える戦いに挑んだ。24日(木)に行われた予選では、M.スキナーがポールポジションを獲得。3番手にD.ロイティマン、4番手にR.ハフマン、5番手には自己最高位となるB.ウィットが入り、予選トップ5を4台の“トヨタ・タンドラ”が独占。カリフォルニア・スピードウェイの超高速オーバルでの活躍に期待を繋いだ。
2マイルのD型オーバルを100周で行われる決勝レースは、25日(金)午後6時にスタート。9台の“トヨタ・タンドラ”を含む36台のピックアップが激戦を展開した。
“トヨタ・タンドラ”勢は、4番手からスタートしたR.ハフマンが、決勝レースを通して首位争いを繰り広げたが、ゴール直前にタイヤのトラブルに見舞われ無念の後退。惜しくも9位でフィニッシュ。
また、8番手スタートのJ.ベンソンは、残り20周を切った時点で3位争いを繰り広げていたが、他車のスピンに巻き込まれクラッシュし、12位でレースを終えた。
不運な第2戦の雪辱戦となる第3戦は、3月18日(金)ジョージア州アトランタのアトランタ・モーター・スピードウェイでナイトレースとして行われる。
ドライバー R.ハフマン:
「我々は早めのタイヤ交換を行い、50周目以降のタイヤ交換を行わなかった。残念ながら、ゴールを目前にしてタイヤが限界を超えてしまった。しかし、今日の“トヨタ・タンドラ”は、これまでに経験した中でも最高のパフォーマンスを発揮してくれた。スタート直後はややオーバーステアだったが、最初のピットストップで修正することが出来た。“トヨタ・タンドラ”のような素晴らしいピックアップでレースを戦えることにとても満足している」