<TOYOTA>
2月18日(金)、米国南東部フロリダ州デイトナビーチのデイトナ・インターナショナル・スピードウェイでNASCARクラフツマン・トラックシリーズの2005年開幕戦「Florida 250」が行われた。昨年、参戦初年度ながら3度の勝利を飾ったV8、5.8リットルエンジンを搭載する米国向け大型ピックアップ“トヨタ・タンドラ”は、今季も開幕戦から9台が参戦。17日(木)に行われた予選では、R.ハフマンの3番手を筆頭に、5台の“トヨタ・タンドラ”がトップ10に入り、その速さを見せつけた。全36台が出場、2.5マイル(約4km)のおむすび型オーバルコースを100周で競われた決勝レースは、夜8時にスタート。レースは7回のフルコースコーションが出る大荒れの展開で、19台が戦列を去るサバイバルレースとなった。めまぐるしく順位が入れ替わる中、“トヨタ・タンドラ”は9台中6台が合計42周に渡って首位を走る快走を見せたが、僅差でT.ボダインが最上位の3位フィニッシュ。
また、今季から“トヨタ・タンドラ”で参戦を開始した服部茂章は、7番手スタートから、一時はトップ5圏内を走行したが、他車の接触に巻き込まれリタイアに終わった。
次戦第2戦は、2月25日(金)カリフォルニア州フォンタナのカリフォルニア・スピードウェイでナイトレースとして行われる。
ドライバー T.ボダイン:
「“トヨタ・タンドラ”が素晴らしいピックアップであることは、新たに今季から戦いに加わった新参チームにも、その実力を知らしめたと思う。今回のレースは、私にとって2.5マイルスーパースピードウェイをピックアップで走る初めてのレースであった。乗用車タイプよりも確かにドライブは難しく、クラッシュの多いレースだったが、私は他のドライバー達を信じている。ピックアップのレースはスペクタクルで素晴らしいレースだ。今回は惜しくも優勝を果たせなかったが、今年も“トヨタ・タンドラ”の速さには手応えを得ており、次戦以降も勝利を目指して戦っていく」