INDY CAR

デルファイ、フェルナンデスレーシングと新たに契約を締結 8年連続でIRLスポンサーに

<DELPHI>
2005年もスコット・シャープがNo.8のデルファイカーのハンドルを握る
【2005年1月19日 − ミシガン州トロイ】
デルファイ・コーポレーション(ニューヨーク証券取引所取引コード:DPH)は、2005年のインディ・レーシング・リーグ(IRL)からフェルナンデスレーシングとメイン・スポンサー契約を結び、今まで同様IRLのインディカーシリーズに積極的に参加していくことになりました。今回の新契約により、デルファイは8年連続でレーシング・チームのメイン・スポンサーとなることが決まりました。フェルナンデスレーシングチームは、2004年のIRLで大きな成功を収めています。ドライバーはベテランのスコット・シャープで、デルファイがIRLに初参加した1998年以来、赤、黒、黄色のNo.8、デルファイのレーシングカーのハンドルを握ってきました。
今回の契約発表は、2005年にIRLで予定されている17レースの開幕戦トヨタ・インディ300のプレシーズン・テストをフロリダ州ホームステッドで行った際になされたもので、フェルナンデスレーシングのオーナーであるエイドリアン・フェルナンデス氏とトム・アンダーソン氏の同席のもと、デルファイの広報&マーケティング・コミュニケーション担当コーポレート・ディレクターであるウィリアム・A・ラフォンテーンが発表を行いました。
ラフォンテーンは、2004年シーズンの後半、フェルナンデスが最終6レースのうち3レースで優勝するという圧倒的な強さを見せ、シーズン総合でも5位に食いこむという結果を残したことを指摘し、次のように述べています。「今回、極めて優れた才能と豊富な技術経験を誇るフェルナンデスレーシングとチームを組めることを非常に嬉しく思います。デルファイにとって技術的にこれ以上は望めないというほどの契約であり、また、デルファイのIRLでの実績に更に成功を積み重ねるものだと信じています。」
アンダーソン氏も、フェルナンデスレーシングとして、デルファイと組む2005年シーズンの始まりを楽しみにしているとコメントしました。デルファイは今年も、IRLの公式セーフティ・サプライヤーと公式エレクトロニクス・プロバイダーという2つの役割を果たすことになっていますが、そのいずれも、デルファイの優れた技術がレース上の内外で立証されているからにほかならないともコメントしました。
現在36才のスコット・シャープはIRLで10年のキャリアを持ち、8回の優勝経験を誇ります。また、IRLの連続出場回数記録も保持しており、3月6日のホームステッド・レースで記録を91回に伸ばすこととなります。
デルファイがスポンサーとなるマシーンは、シャープをドライバーに迎えるほか、双葉電子工業社とAT&T社、ブライアント・ヒーティング&クーリング・システムズ社が2005年のアソシエート・スポンサーとなります。
また、今年もデルファイは、デルファイIRLセーフティ・チームのスポンサーとしても活躍します。昨年は、デルファイIRLセーフティ・チームのトラックに搭載したセーフティ・カメラなど、さまざまな革新的技術を導入しました。このようなカメラをレースに使用するのは初めての試みでしたが、デルファイは、IRLの協力のもと、セーフティ・チームが事故に対応する際、このカメラを通じて重要な情報をリアルタイムに医者やレスキュー・チームに提供し、負傷したドライバーの処置を迅速に行う一助としました。
IRLの車両の大半には以下をはじめとしたデルファイのレース関連製品が各種搭載されています。
· デルファイ・イヤーピース・センサー・システム
· アクシデント・データ・レコーダ(ADR2)
· トラック・コンディション・ラジオ
· ラジオ・テレメトリー・モジュール
· コネクターやケーブル、ターミナル