<SHIGEAKI HATTORI>
アメリカでレース活動を続けている 服部 茂章 が、2005年シーズンはGERMAIN/ARNOLD RACING(ジャメイン/アーノルド レーシング)から、トヨタ・タンドラで『NASCARクラフトマン・トラックシリーズ(Craftsman Truck series)』にフル参戦することが決定した。服部は日本人としては初めての、NASCARへのフル参戦ドライバーとなる。
チームオーナーは、アメリカ国内でトヨタとレクサスのディーラーを多数経営する実業家 Bob Germain(ボブ ジャメイン)。チーム体制は、服部と経験豊富なChad Chaffin(チャッド チャフィン)の2台体制での参戦となり、昨年もトヨタ・タンドラで2連勝を記録するなど、チームとしての実力も非常に高いことから、常に上位を争うことが期待される。
服部は、1/15・16にデイトナ インターナショナルスピードウェイでテスト走行を行い、 2/18の開幕戦に備えることになる。夢に向かってチャレンジする 服部 茂章の新たな戦いが、TOYOTAとともに今スタートします。
■チームオーナー(Bob Germain)のコメント
シゲアキのアメリカでの実績、特にオーバルコースにおける実績はすばらしく、彼の可能性に期待している。一緒に仕事をするのが今からとても楽しみだ。エンジニアのMike Hillman(マイク ヒルマン)のサポートにより、必ず良い成績を残してくれるだろう。きっと今年は、我々にとって非常に素晴らしいシーズンになると確信している。
■服部茂章のコメント
まず最初に、このすばらしい挑戦のチャンスを与えてくださったTOYOTAとTRD(USA)、そして応援してくださった、アイシン精機・アイシンAW・アドヴィックス・あいおい損保・関東地区トヨペットディーラーの皆様など、すべての関係者の方々に感謝しています。アメリカに来て10年が経ち、色々な面でやっとNASCARで戦えるだけの準備が整いました。これからすべてが新しいチャレンジの始まりですので、最初にアメリカに来たときのことを思い出し、気を引き締めて全力で戦いたいと思います。タンドラはとてもハンドリングが良く、エンジンもTRDがすばらしいものを作ってくれています。必ず良い結果が残せると思いますので期待してください。