<US-RACING>
CART FedEx Championship Series Race No. 4
CARTフェデックス・チャンピオンシップ・シリーズ第4戦
Lehigh Valley Grand Prix Presented By Toyota
リーハイ・バレー・グランプリ・プレゼンテッド・バイ・トヨタ
●開催地:ペンシルバニア州ナザレス
●レース・トラック:ナザレス・スピードウェイ
●コース全長:0.946マイル・オーバルコース(約1.522km/1周)
●決勝レース:225周(212.85マイル/約342.48km)
●コース・レコード:18.419秒(98年パトリック・カーペンティエ)
●過去のポールウイナー | ●過去のウイナー |
突然の順延となったテキサスから数日後、チームはペンシルバニア州ナザレスへと移動。今年で開催15回目となるナザレス・スピードウエイが第4戦の舞台となる。ナザレスは日本の青森県と同じ40度付近の緯度となり、アメリカ最大の都市ニューヨークから西に約70マイル、車で約2時間ほどの距離。アコースティック・ギターで名高いマーチンの発祥地として有名だ。
コースは一周0.946マイルで、別名トライ・オーバル(三角形)と呼ばれる今シーズン初のショートオーバル。観客席からはコースが一望でき、トップ争いはもちろん、レース展開が把握しやすいのがナザレスの特徴だ。また、レースファンにはなじみの深いアンドレッティ家のホームタウンとしても知られ、毎年多くの地元ファンが訪れる。
昨年はモントーヤが予選でポールポジションを獲得、4月9日に行われるはずだったレースは前代未聞の雪のために順延となった。5月27日に改めてレースが開催され、予選5位からスタートしたジル・ド・フェランが自身初となるオーバルコースでの優勝を飾る。また、マールボロ・チーム・ペンスキーにとって1997年のゲート・ウエイ以来ほぼ3年ぶりの優勝、そして記念すべき100勝目の獲得となった。
今シーズンは雪の心配が無い5月の開催となり、オーバルでは2戦目。しかし前戦のテキサスでレースが延期になり、予選までの結果ではトップ4がフォード勢で、ホンダが5位、トヨタは9位が最高だった。シャシーはトップからローラ、レイナード、ローラ、レイナードと互角の戦い。今年初のショートオーバルで迎えるシーズン初のオーバル・レース、いったいどんな結果が待ち受けているのだろうか?