<US-RACING>
■コースに慣れてきた各ドライバーが大幅にタイムアップ、フランキッティが最終プラクティスを制す
金曜日のプラクティスセッション時と異なり、曇り空の下、気温15度、路面温度15度とやや低めのコンディションとなる。土曜日朝の最終プラクティスは、予定どおり午前9時45分にグリーンフラッグ。予報では雨の心配はないものの、各チームは万一に備えピット裏にレインタイヤを用意。
昨日のプラクティスセッション終了5分前に、アクシデントでレッドフラッグの原因を作ったトレイシーには、セッション開始から8分間のペナルティが施行される事になっている。
低い路面温度にも助けられ、スタートから20分が経過した時点で、ダ・マッタが77.566秒と早くも昨日のタイムを短縮。2番手はカナーン(78.055秒)、3番手にフランキッティ(78.420秒)がつける。その後アンドレッティが77秒台のタイムを出して2番手へあがり、スタートから30分以上が経過した10時16分、コース上に大きなゴミが散乱。CARTオフィシャルは安全のためレッドフラッグを出し、セッションを一時中断する。
グリーンフラッグが出るまでの間、CARTセイフティチームは、ターン5とターン6の間のセクションを検証。多くのドライバーがこのコーナーを通過する際、コースを外れて外壁をヒットし、コースにその破片を撒き散らしてしまうことが判明。そこでオフィシャルはこの位置にパイロンを立て、これをヒットしたドライバーにペナルティを科すことを決定。
10時44分にグリーンフラッグが振られ、セッション再開。開始後早々、昨日のトップだったド・フェランが77.490秒でトップに浮上し、さらにここで地元メキシコのジョルダインJr