Hiroyuki Saito

キーウエスト旅情 −SOUTHERNMOST POINT−

12月も10日が経過し、2010年終了まであと21日となりました。ちょうど3週間後が大晦日ですね。多分、その間には忘年会とかクリスマスという行事があるんだろうけど、はっと気がついたら実家でコタツに入って酒でも飲みながら紅白とか見て、あれ、2010年も終っちゃうなってつぶやいていそうです。

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最近もなんとか寒さに負けず(雨には負けてます)、自転車で通勤していますが(サドルを交換したらお尻の痛さ解ケツ)、多摩川沿いから見える富士山も化粧直しの時期のようでね、まるで白粉を塗った芸者さんのような冬化粧をしていましたよ。冬の澄んだ空気のおかげでとても綺麗な富士山を見ることができ、四季のある日本を肌身に感じながら日々を過ごせる有難さに感謝する今日この頃です。はい。
ともあれ、冬化粧をした富士山の話から一転、アメリカ最南端でのたわいもない出来事、キーウエスト旅情の続きをお伝えしますよ。

キーウエスト旅情 −SOUTHERNMOST POINT−

ホテルの部屋を出てロビーの方から道路に出ると、正面にはなんともかわいらしいお土産屋さんを発見。迷わず入り、キーウエストを象徴するキーホルダーやキーライムのお菓子などを物色していました。

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そこでホテルに着く前に寄ったキーライム・パイ・ファクトリーのことをこのお店のおばちゃんだったら知っているんじゃないかい? と思って聞いてみると「シーズンが終ったからもうハイシーズンになるまで開かないかもね」といったちょいとした情報を頂いたので、それじゃあと、そのお店で売っていたキーライム・クッキーやキャラメルなどを購入。
お土産買うのちょいと早かったかなって思いながらも早めはやめの行動ができたことに満足し、ふっとそのかわいらしいお土産屋さんの隣を見るとスクーターと自転車が何台か庭先に放置されている家がありました。

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覗いて見るとバイクや自転車をレンタルしているショップでした。この街はそれほど広くないのでクルマで移動するより、自転車やスクーターで移動するのが流行っているようです。キーウエストに入ってから、そんなツーリストをたくさん見かけましたからね。
まあ、今日は必要ないだろうから明日にでも行ってみようと、とりあえず、お土産を一旦ホテルの部屋に置きに戻りました。部屋近いし、お土産持ってブラブラしない方が賢明ですからね。
さて、もうちょっとこの辺を探索すっかと部屋を出て、今度はロビーから西へと歩いていくと、このキーウエストにクルマで向かってくるときに民家の前でよく見かけた物体を発見。

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それはポストボックスを抱えたマナティーのポストスタンドでした。この姿を見ていると人魚とよく間違えられるのもよく分かりますね。ほんとか?
ともあれ、そんなマナティーをあとにさらに2ブロックほど何気なしに西の海の方へと向かっていると、ちょいと歩いている人達が増えてきました。その先には何でもない海しか見えないL字コーナーの歩道なのになにやら人だかりが・・・・・・。なんだべ? と思いつつ到着するとなんとそこは明日行こうと思っていたキーウエスト最大の観光スポットだったんです。

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そうそれはお土産屋さんでキーホルダーや小さい置物としてもよく販売されている“SOUTHERNMOST POINT”でした。ここがアメリカで一番南の場所でして、90マイル先にはキューバ共和国があるんですって。ホテルからこんなに近くにこの場所があるとは夢にも思っていなくてね。お土産もそうですが偶然にも早めはやめの行動をすることになり、初日にしてはなんとも行動力のある旅行になっているなとご満悦。

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まあ、せっかくここまで来たんだからね、その辺で記念撮影していた家族に撮影するから俺も撮ってけろとお願いしてパチリ。思えば遠くへきたもんだ〜と思いつつとぼとぼとひとりホテルへ戻ったのでした。
今回、やっと食べることができたあの料理についてもお伝えしたかったのですが、最南端ポイントのお話がちょいと長くなったのでね、次回お伝えしますよ。