Hiroyuki Saito

イギリスで起きた航空機爆破テロ未遂によるアメリカでの空港の状況はというと・・・・

先週、イギリスでアメリカ行きの航空機爆破計画をしていたテロリスト達が捕まりましたね。AP通信によると、アメリカのユナイテッド航空、アメリカン航空、コンチネンタル航空が標的になっていたとか。しかもABCテレビによるとその爆発物がスポーツ飲料水に仕掛けを施した爆発物を予定していたと。
10日にテログループを捕まえて未然に阻止したと発表がありましたが、このテロ騒動のため空港のテロ警戒レベルが5段階のうち最高レベルまで引き上がりました。11日にはケンタッキーに移動しなければならないのでこれには参りました。
空港のセキュリティチェックが厳しくなり、ロサンゼルス空港では国内線でも2時間以上も前にはチェックインが終わっている状況にしておいた方がいいという情報が入りました。乗れなかったら仕事になりませんから、もちろん早めの出発を予定しましたよ。
朝の8時59分発のフライトですから6時には出ようかと。しかし、こういう日に限ってちょっと寝過ごすんですよね・・・・起きたのが5時50分くらいでした。
慌てて準備して空港に向かいます。なんとか7時過ぎには空港に着きました。そしたらチェックインを待つ人の列がまず長いんです。今かいまかと自分の番を待ちます。もう、ここまできたらひたすら順番を待つしかないですよね。やっとチェックインが終わって、セキュリティチェックに向かったのですが、思っていたより待つ人の列は並んでいないのです。意外とすんなり通りました。
カメラなどの機材を持ち込むので厳しいのだろうと思っていたのですが、開けてまで調べられることもなく、持ってきていた水だけ没収されました。液体物の持ち込み禁止になっているのすっかり忘れていて、落ち着いたら飲もうと思って持ってきていたのでした。
あとは出発ゲートで待つだけです。時計を見るとまだ8時くらいだったので結構余裕がありました。水を没収されたので余計に喉が渇き、売店でコーラを購入。飲みながらゲートに向かうと、なんと今度はゲートで列ができていました。

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やはり甘くはないのですね。テロ警戒レベルの最高レベルは。ゲートで再び手荷物検査です。これはなんだか厳重な感じでしたね。迷彩服を着た人たちが手荷物の中身をすべてチェックしていましたよ。搭乗の時間に間に合うかちょっとドキドキしたのですが、なんとかなりました。もちろん、飲んでいたコーラは没収されましたよ。
でも、チェックをしているのはこのゲートだけだったんです。どうしてかと思ったのですが、このフライト、シカゴを経由してドイツのフランクフルトに行く便だったんですね。国内線に関してはゲートでのチェックはしていませんでした。
ケンタッキー行きはこの程度で済みました。しかし、帰りも多分厳しいのだろうと思って、朝7時47分のフライトですが2時間前には空港に行きました。しかし、これも拍子抜けというか、チェックインからセキュリティチェックまですんなりと通過し、時間をもてあましてしまいましたよ。
後々知ったのですが、13日にはテロ警戒レベルが下がっていたようですね。なにはともあれ、思っていたほどアメリカでのセキュリティチェックは厳しくなく、飲料水、整髪料や目薬といった液体状のものが持ち込めないといった状況でした。
それほど影響もなくてよかったですが、なによりテロが未遂で済んでよかったです。もう9.11テロのようなことはあってはならないのですから。