オーバルの撮影はいつも不安に襲われます。特にシーズン最初のオーバルはスピードに慣れるまでが大変で、恐ろしく速く感じます。
また、いくらカメラの性能が良くなったとはいえ、ナイトレースであまりISOを上げたくはないので、ぎりぎりのシャッタースピードを選ぶと当たりも少なくなります。変な話ですが、もっと遅く走って欲しいとすら思ったりして(汗)
撮影できるポイントがあまりなく、左にしか曲がらないので多くのバリエーションが撮れない……それがオーバルだとはわかっていても、この現実はいつも辛いものがあります。
最大の問題は最後まで誰が勝つかわからないという点で、終盤にニューガーデンがトップに立った瞬間、写真があるかどうかすごく不安になりました(笑)。
今年もなんとか撮れたという感じで、ほっとしている次第です(Photo by Kazuki SAITO)
スタートの写真はお客さんが少なくて寂しいですが、現在大規模な改修中で、このグランドスタンドは11月までに解体されることになっています。ここでのスタート&フィニッシュは今回が最後で、来年からはターン1と2の間へ移動。慣れ親しんだシーンを記録できて良かったです!