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第13戦トロントでブルデイが07年以来の勝利、佐藤琢磨は多重クラッシュに巻き込まれてリタイア

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雨のために順延となり、日曜日の午前10時30分から始まった第13戦(第1レース)は、燃料補給以外で一切トップを譲ることのないパーフェクトなレースを披露したセバスチャン・ブルデイがポール・トゥ・ウィンを達成。2007年のチャンプカー以来の勝利で、通算32勝目を達成しました。
 
2位は予選2位からスタートしたエリオ・カストロネベスで、ポイント・リーダーに躍進。3位のトニー・カナーンはアイオワに続く連続表彰台と、シボレー勢が表彰台を独占しました。4位はスタート直後のターン4で発生したアクシデントでダメージを負い、緊急ピットインから見事な追い上げを見せたサイモン・パジノウで、ホンダ勢の最上位となります。
 
12番手スタートとなった佐藤琢磨は、パジノウとルカ・フィリッピの接触をきっかけとした多重クラッシュに巻き込まれてしまい、その中で唯一致命的なサスペンションへのダメージを受けて戦線離脱。チームはマシンをガレージに引き上げて懸命に修復し、午後のレースのために10周近くを走行してレースを終えました。
 
●リザルト

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