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ロング・ビーチの予選はブリスコーが制するも、ポール・ポジションはフランキッティ、予選13位の佐藤琢磨は6番グリッドから決勝へ

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予選を制覇したのはR.ブリスコーでした。W.パワーとわずか0.0984秒差の1分8秒6089をマークし、パワーが昨年記録した1分9秒0694の予選レコード(過去3年)を更新。2010年シカゴランド以来のポールでしたが、エンジン交換ペナルティで11番グリッドからのスタートに。
 

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通算12回目のポール・ポジションを獲得したブリスコーは、「11番目からのスタートとなるけど、それでも助けになるよ」とコメント。「昨年は12番グリッドからスタートしてトップを走り、最後は2位でフィニッシュしたんだ。明日どうやってポジションを上げるか見ていて欲しい」
 

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予選2位はロング・ビーチで09年から3年連続でポール・ポジションに輝いていたW.パワーです。しかしブリスコー同様エンジン交換で10グリッド降格のペナルティとなり、あすは12番手からのスタートとなります。勝てば08年の最後のチャンプカー・レース以来の勝利に。
 

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予選3位はアンドレッティ・オートスポーツ入りした2010年のロング・ビーチで優勝したR.ハンター-レイ。同じシボレー・エンジンの彼は、今回13番グリッドからのスタートとなります。彼も含めて最終ラウンドに残ったシボレー勢の5人は、すべてペナルティの対象となりました。
 

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結局、ホンダ勢の中で唯一最終ラウンド入りしたD.フランキッティがポール・ポジションからスタートすることになり、予選7位だったルーキーのJ.ニューガーデンがフロントロー外側を獲得。全員がトップ10からスタートするホンダ勢は、アメリカン・ホンダの本社から最も近いコースで、絶対に勝たなければなりませんね。
 

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朝のプラクティスで9位だった佐藤琢磨は、今回も第1ラウンド敗退となる予選13位となりました。ところがシボレー勢のペナルティにより、明日は6番グリッドからのスタートとなります。これまでのロング・ビーチの最高グリッドからのスタートのチャンスを、ぜひ生かして欲しいですね。
 

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「予選前のプラクティスが唯一のドライだったのですが、赤旗が4回も出てリズムをつかむのが難しかったです」と一日を振り返った佐藤琢磨。「予選では壁をちょっとこすってしまい、時間がないのでそのまま続行したのですが、ほんのちょっとの差でQ2にはいけませんでした」
 

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「接触がタイムに影響しているのは間違いなく、非常にタイムが近い接近戦での失敗だったので、すごく残念です。明日のウォームアップでは今日の予選でよかった部分を伸ばして、決勝に挑みたいと思います」と語った佐藤琢磨。今回もウォームアップから注目していきましょう!
 
●予選リザルト(スターティング・グリッドではありません)

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●スターティング・グリッド

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●第3プラクティス・リザルト

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●予選最終ラウンド

 
●第3プラクティス・ハイライト映像