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第2戦アラバマ予選レポート、リザルト、ハイライト映像

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開幕戦の覇者H.カストロネベスが、2010年のインディ・ジャパン以来となる通算37回目のポール・ポジションを獲得しました。バーバーでは初ポールで、チーム・ペンスキーは3年連続(過去2回はW.パワー)の予選制覇。2010年以来となる2勝目を狙います。
 

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「朝のプラクティスがなかったから、最初に走らなければならなくなったのはついてなかったが、レッドタイヤが助けになったよ」と予選を振り返るカストロネベス。「ウィル(パワー)や他の数人はアタックできなくなって辛い状況だったけど、我々にとっては幸運だった」
 

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第1ラウンドで自らの予選レコードを破る1分9秒8529を記録していたパワーは、第2ラウンドの残り3分でR.ハンター-レイがスピンしたことで赤旗となり、最速タイムが抹消。「なぜ我々の速いタイムが認められないんだ」と不満のパワーは9位からの追い上げに。
 

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0.0454秒差の2位は初のフロントロー・スタートとなるJ.ヒンチクリフ。「昨日の午後は雨で、今日の朝は霧だったから、ドライで走ったのは昨日の朝のプラクティスだけで、しかも14周走っただけで予選に入ったんだ。初めてのフロントロー外側、最高だよ」と大喜び。
 

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2位と0.0069秒差の3位はS.ディクソンで、初日プラクティスでは13位でした。「確かに昨日から苦闘していたよ。この大変なスケジュールの中、一晩でたくさんの変更をしたんだ。最終ラウンドは失敗しなかったら、ポールにかなり近づいたと思う、2位はいけたね」
 

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前回の予選は最終ラウンドに1台しか入れなかったホンダですが、今回はディクソンの他にM.コンウェイも入りました。6台中2台となったものの、トップ10で見ると4台で、依然シボレー勢が予選で好調です。ロータスはS.ブルデイの17位が最高でした。
 

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初日に総合3位だった佐藤琢磨は、久しぶりに最終ラウンドへの進出が期待されたものの、アタック中に前車にひっかかってしまう事態に。レッドタイヤが一番グリップする周回を使い切ってしまい、1分10秒6111で第2ラウンド進出できず。16位となりました。
 

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「今日のレッドタイヤはブラックに比べてすごくグリップ感があったのですが、1周目と2周目しか使えないので、2周目にベストラップを狙っていきました。前車と車間を開けていったんですが、追いついて避けたことでタイムロスしたのは不運でした」と語った佐藤琢磨。
 

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今晩のUST、佐藤琢磨選手へのインタビューは、予選に向けたマシンの仕上がり具合、アタックの状況、決勝に向けての抱負、前回のレース後にレイホールと話した内容、エンジニアのジェリーについて、などをお聞きしました。22時スタートなのでぜひご覧ください!
 
●スターティング・ラインアップ

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●最終ラウンド・ハイライト映像