パワーが75周中71周もレースをリードし、2年連続のポールトゥウィンを達成。アラバマ、サンパウロ、テキサス第2、エドモントンに続く今季5勝目、通算では14勝目を達成です。05年から毎年違うウィナーが誕生していたソノマで、初めて2勝目を記録しました。
「パーフェクトなレースだった」と振り返るパワー。「信じられないほどのチーム・パフォーマンスだよ。これまでにない最高の週末だ。最後のリスタート時はハッピーだったよ、たくさんの周回遅れをパスする必要もなくなったからね」と大満足の様子。
エドモントン以来となる今季ベスト・タイの2位でフィニッシュしたカストロネベス。「先週のテストでウィル(パワー)とエンジニアがもたらしてくれた情報に感謝しないと。確かに勝ちたかったけど、今日のウィルは別格だったね」とコメント。チームプレーの賜物です。
ブリスコーが今季4度目の表彰台となる3位で、ランキング5位に浮上。パワーやフランキッティより1周多く走行してピットインすることで、「ピットで混乱することもなかったし、ダリオを前に出さないようにしていたんだ。とにかくミスだけはしたくなかったね」
94年ナザレスでのトレイシー、アンサーJr、フィッティパルディ以来となるペンスキーの表彰台独占となった今回。同チームのドライバーが表彰台を占めるのは、アンドレッティ・グリーン・レーシングが4位までを独占した05年セント・ピーターズバーグ以来です。
ランキングトップのフランキッティが4位でゴール。パワーがポールから最多リード・ラップを含む最大ポイントの53を追加し、二人の差は47から26ポイントまで短縮しました。残り4戦で逆転の可能性が十分にあり、タイトルの行方も面白くなってきましたね。
予選16位の佐藤琢磨はブラック・タイヤでスタートし、残りをすべてレッドで追い上げる3ストップ作戦に途中で変更。しかし期待していたフルコースコーションが出たのは最後のピット後で、最終的に18位フィニッシュ、ランキングも11位にダウンとなりました。
佐藤琢磨の現地インタビューを収録したロジャー安川レポートは明日アップしますので、どうぞお楽しみに!
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